最強の名の下に

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「大層なプライドだなぁおい。」 治った鎧を触って確認しながら再度剣を構えていう。 「お…前を…貰う為…にな…。」 徐々にアクトに近づいていく黒ずくめの男。 「貰う?意味わかんねぇ事言ってんじゃねぇよ!!」 近づいていく黒ずくめの男に向かって先手必勝で、両手で剣を持ち、思いっきり縦に降りおろす。 キン!! 黒ずくめの男は軽々とアクトの攻撃を片手で持った剣だけで、防ぐ。 「貴…様は知らな…くてい…いことだ」 力で捩じ伏せるように両手で力をかけるアクト。 「片手とは余裕じゃねぇか…。名前は何て言うんだよ?」 黒ずくめの男は未だに余裕な感じで、片手で防ぐ。もう1つの腕はローブに隠したまんま出す気配は無い。
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