4人が本棚に入れています
本棚に追加
「大層なプライドだなぁおい。」
治った鎧を触って確認しながら再度剣を構えていう。
「お…前を…貰う為…にな…。」
徐々にアクトに近づいていく黒ずくめの男。
「貰う?意味わかんねぇ事言ってんじゃねぇよ!!」
近づいていく黒ずくめの男に向かって先手必勝で、両手で剣を持ち、思いっきり縦に降りおろす。
キン!!
黒ずくめの男は軽々とアクトの攻撃を片手で持った剣だけで、防ぐ。
「貴…様は知らな…くてい…いことだ」
力で捩じ伏せるように両手で力をかけるアクト。
「片手とは余裕じゃねぇか…。名前は何て言うんだよ?」
黒ずくめの男は未だに余裕な感じで、片手で防ぐ。もう1つの腕はローブに隠したまんま出す気配は無い。
最初のコメントを投稿しよう!