最強の名の下に

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「余裕ぶっこいてんじゃねよ!!」 モヒカン頭が特徴的なモヒカン野郎は、背中から馬鹿デカイ斧を振り上げてこっちに向ける。 「おーおー物騒な物出すなぁお前。」 俺は1つのスキルを発動する。この世界でのスキルの詠唱は必要ないただ頭の中で思うことで発動する、もちろん取得していないスキルを思ったって発動しねぇからな? 【レベルレコーダー】 このスキルはただ相手のレベルを確認するだけのスキルそれ以外の効果は無い。 「えーどれどれあのモヒカン野郎は…。」 自分の目を利用するスキルだから相手を見ただけでそいつのレベルが分かる。 【レベル264】 「まぁ264ぐらいなら一瞬だな。」 剣を片手で構えて、モヒカン野郎に近付いていく、レベル264ぐらいならスキルを使わなくても剣だけで十分だ、いや、十分過ぎるな…。 「馬鹿が!!俺がレベル685相手に一人で来るとでも思ってんのか?」 ガンッ!!! 「っ!!!」 背中に走る衝撃、深紅の鎧のお陰で衝撃だけですんだが誰かが俺の背中を狙いやがった。
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