チェンジ

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先輩がかなりあせった声で語りかけてくる。 先輩「頼む今すぐ来てくれ、助けてくれ」 私「どうしたんですか?」 先輩「外の奴、郵便入れるところから手を突っ込んで鍵開けようとしているんだよ」 先輩「ありえねえぇよ、手が変なんだよ、長いから鍵まで届きそうなんだよ」 あ り え ま せ ん まだ酔っ払ってんのかコイツ、眠いんですがね。 私「じゃあそっち行きますよ。少しまっ・・」 先輩「まじ頼む、ほんとうにはやく頼むうううう・・・・」 ギ キ イ イ イ イィ イイイイイイイ この会話をさえぎるほどの音が玄関の開く音だとなんとなくわかる。 先輩「うわ、きたいそじょふぁjrr4r4@れdd」 ブツッ 電話がきれた。 さすがに何かよろしくない事が起こっていると理解したので先輩の家に急ぐ。
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