追憶

6/8

127人が本棚に入れています
本棚に追加
/122ページ
漆黒の闇に覆われた世界 闇の中に波の音が響いている 「じゃあ またな 気をつけて帰れよ」 「あなたもね…」 2人は 繋いだ手を離すと それぞれの車に乗り込み同じ帰路を走った。 目の前に 高速のインターが見えてくる。 それはまるで人生の岐路のように 彼は右 私は左に お互いの住む場所に向かってアクセルを踏む。
/122ページ

最初のコメントを投稿しよう!

127人が本棚に入れています
本棚に追加