2.山道とポテチ

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「僕がリーダー?」 駿は昔、僕が4人のリーダーだった、と言っている。 確かに、今は落ち着いているけど昔の僕はまさにがき大将だった。 女子にこそ嫌われていたが、男子からはいつも人気だった、と駿は楽しそうに話す。 それは高校生になっても一緒だった。 天才と呼ばれた倭の行く高校に行こうと必死になった。 もちろん落ちたが、それでもいつもみんなで僕の家に集まって話した。 真夜の、 高校まで合わせたら僕の将来はどうなる?という一言で大喧嘩したのも今は真夜が正しいと思う。 だからこそ真夜は医者になれたのだから。 駿はいつも僕についてきた、 真夜はみんなの間違いや考えを正してくれて、 倭はそれを見守っていた、 裕也はみんなの喧嘩を止めてくれて、 僕は何をしたんだ… 僕は皆のために…何をした…? 「…おい、燈真…」
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