第1章...帰宅

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裕裡「うわぁー雪がしばいたよー!!!!!(泣)」 裕裡は机に突っ伏して 喚き泣いた 雪「えっ…裕裡?υ」 裕裡「うわぁー!!!(泣)」 止まりません。(汗) 裕裡「っく…帰り…たっ…く…なぃ…うっ……」 キル「……………!!」 キルは少し落ち着きながらも 泣いている裕裡の言葉に 目を見開いた 裕裡「き…る……」 裕裡がキルを隣に招いた キル「…どうした、急に……」 裕裡「…………。」 裕裡は虚ろな瞳で 葡萄酒の入ったグラスを見つめた キル「裕裡?」 蒼「なんや、どないしたん?」 雪「裕裡が虚ろなのっ。」 蒼「そんな言い方されても…」 雪と蒼が、他愛のない 微妙な会話をしていた時 裕裡が口を開いた 裕裡「私さぁ…帰りたくないんだよねー………」 キル「………で?」 裕裡「…キル達といたい。」 ほんのり紅く染まった 裕裡の頬と真っ赤な唇 光が揺らぐ虚ろな瞳 腰よりも長い茶髪のほどいた髪 キルは不覚にも 心臓を大きく跳ね上がらせ 少し顔が紅く染まった  
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