第1章...帰宅

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雪「じゃあ帰らなかったらいいんじゃない!!ねぇ?」 蒼「そうやで!!」 裕裡は悲しげな顔をして 葡萄酒を口に含んだ キル「裕裡、飲みす――――」  周り皆が固まってしまった クリアはニコニコしながら エクセルの目を隠した エクセルは「見えませんっ」と もがいていた 蒼は目を見開いたまま 雪は顔を抱えて 口を"い"の形にして固まった キル、と裕裡、は………… 雪「裕裡ィィィイイッッッ!!!!!!!!!!一体どこでそんな事覚えてきたのよォォォォォオオオッッッ!!!!!!!!!!」 雪は絶叫した キル「―――――…Σ!?//」 今更気付く馬鹿 ここまで来れば 皆さんもお分かりですね♪ キルの口の中に 葡萄酒の甘い味が広がる 気付いたあとは瞳を閉じ 裕裡の肩を掴んだ 裕裡「ん………」 甘く長い一時が終わり お互いの唇は 名残惜しそうに 離れていった キル「―――…ゆ…り……おまっ…………!!!//」 裕裡「寂しかったんだもん…」 キル「………!!」 相変わらず笑顔のクリア もがきっぱなしのエクセル 雪と蒼は部屋のすみで 何かブツブツと会議中  
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