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雪「じゃあ帰らなかったらいいんじゃない!!ねぇ?」
蒼「そうやで!!」
裕裡は悲しげな顔をして
葡萄酒を口に含んだ
キル「裕裡、飲みす――――」
周り皆が固まってしまった
クリアはニコニコしながら
エクセルの目を隠した
エクセルは「見えませんっ」と
もがいていた
蒼は目を見開いたまま
雪は顔を抱えて
口を"い"の形にして固まった
キル、と裕裡、は…………
雪「裕裡ィィィイイッッッ!!!!!!!!!!一体どこでそんな事覚えてきたのよォォォォォオオオッッッ!!!!!!!!!!」
雪は絶叫した
キル「―――――…Σ!?//」
今更気付く馬鹿
ここまで来れば
皆さんもお分かりですね♪
キルの口の中に
葡萄酒の甘い味が広がる
気付いたあとは瞳を閉じ
裕裡の肩を掴んだ
裕裡「ん………」
甘く長い一時が終わり
お互いの唇は
名残惜しそうに
離れていった
キル「―――…ゆ…り……おまっ…………!!!//」
裕裡「寂しかったんだもん…」
キル「………!!」
相変わらず笑顔のクリア
もがきっぱなしのエクセル
雪と蒼は部屋のすみで
何かブツブツと会議中
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