青空と遊園地

6/58
前へ
/246ページ
次へ
そして、光が収まったと思ったらスカイホークに変身した男子が悪の組織に向かって走っていた。 何が何だか解らなくなって逃げようとした千里は、スカイホークを囲みこもうとしていた戦闘員達を見つけてこのまま行くのは危険と判断して近くの柱に隠れたらしい。 その後はスカイホークと戦闘員がある程度戦い、それなりにやられたらリーダー格っぽい個性的な格好の敵と戦ったそうだ。 ちなみにその敵は触手で攻撃していたらしい。 なかなか白熱した戦いだったが、敵の攻撃が千里にいる方向に来たのだが、千里の存在に気付いたスカイホークが体を張ってそれを防ぐも吹っ飛ばされた。 この攻撃が決定打となってしまい千里に向かって飛んで来る途中で再びスカイホークは、光に包まれて傷だらけの男子に戻って千里の直ぐ傍で着地と言うよりは全身でスライディングするような形で倒れたらしい。 その衝撃で気絶したらしい男子から千里の足元まで転がってきた物(後にそれが変身アイテムと知る)を拾いながら男子の無事を確かめようと近づいたときに敵リーダー格による止めの攻撃が迫る。 その時に何の偶然か変身アイテムが起動、目の前が全て光に包まれた。 思わぬ光に目を閉じていた千里が目を開くと先程まで傍で気絶している男子が身に纏っていたホワイトホークの姿になっていたそうだ。 その時、男性用に作成されたスーツであったせいか胸が苦しかったと千里は呟いた。 そのままなし崩し的に悪の組織と戦闘、何とか撃退に成功した。 そして気がついた男子に千里が国家機密に関わってしまったと説明、正義の味方の基地に一緒に来て欲しいと言われてそれを受ける。
/246ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35464人が本棚に入れています
本棚に追加