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っていうか待て待て!!
「俺と茜がいつイチャついたっしょ!?」
このロリチビ教師は何か勘違いしている!!
茜とはただのクラスメイトであって、それ以上でも以下でもない。
「プップッ~です!! もう時間なので行きますね!!」
「あ、こら! 待つっしょ!!」
走る先生の背中に呼び掛けるが止まってはくれなかった。
伸ばした手が虚しく空気を掴む。そのまま思考停止に陥りそうだった。
幸いにも、すぐに一限目開始のチャイムが鳴り我に返ったが。
……ああ。でも、皆の視線が痛いです。
二三一先生と話していたのは、教室の前方だ。
皆が談笑中だったとはいえ、どうしても目立ってしまうのだ。
好奇やら奇異の視線に晒されながら席に戻る。
被るものがあったら被りたい……。でも、まるで犯罪者の搬送みたいになりそうだな。
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