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「それは朝に聞いたっしょ。俺が聞きたいのはその中身だ」 「…… …… ……幼い時、ぺぺられたの……。辛い……辛い……辛かった……。殴られて……蹴られて……、私は■■に■■で■■■■されて……■■。でも……ぺぺられた私を……、彼はいつも気にかけて……くれた。嬉しかった……、気がする……。でもペペは……なくならない。耐えるしか……なかった。そんな……日常を……支えてくれたのが……。彼のマイティ……。マイティ……それは……私にとってのサリファーだったの……。でも……、でも……無くしてしまっ……た……。悲しいの……。苦しいの……。辛いの……。寂しいの……。震えるの……。死にたいの……。●●たいの……。◆◆なの……。だから――――」 ――俺は途中から意識が吹き飛んでいたらしい。 昼休みの終了を報せるチャイムが遠く鳴り響いていた……
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