50人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあさ、今言った情報、
どうやって知ったの?」
「え?そりゃあ……
雑誌のインタビューとか、
ブログのプロフィールとか…」
「その情報、
本当に正しい証拠はあるの?」
「へ…?」
「俺が、その情報を詐欺ってない確証は?
一体どこにあるの?」
「………」
「俺、年齢も学歴も本名も、
プライベートは何一つ公開してない。
君が結婚したいのは
<vivian>のりく
であって、
俺自身じゃないでしょ?」
「………」
彼女は固まったまま
何も言わなくなってしまった。
少し虐めすぎたか?
「………………………
わかりました。」
余りにも間が空きすぎて
フォローを入れようか迷っていた時、ようやく彼女は口を開いた。
最初のコメントを投稿しよう!