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「ねぇ、慎吾!何で挨拶してくれないの?!」
席に着くと、美奈が頬を膨らませながら近づいてきて机を叩く。そんな仕草についつい可愛くて見取れてしまう。
「聞いてる?!」
「わかったわかった。おはよーさん」
適当に挨拶すると美奈は満足したらしく、女子のグループに入っていく。
美奈が立ち去ると同時に、俺はここに居る何人かの男子から殺気を感じるのは気のせいとしておこう。
「…それでね……へぇ~そうなんだ…」
女子達の話が聞こえてくる。内容は拓真についてかな?
しかし興味ないので顔を窓に向けて空を眺める
先生が入ってきて今日1日がまた始まる
暇だな~。なんか面白いことないかな~。
ん?なんか見えたような…
「ま、いいや」
空を眺めてると、点滅しながら強く輝くような物が見えた。
しかし、俺は顔を伏せ、わずか三秒で熟睡する。
『見つけた!』
そして、点滅している物体は急速に近づいてくる
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