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「コケコッコ~!」
太陽が東から昇り、清々しい朝日がカーテンの隙間から差し込み、鶏が朝が来た事を告げる。
朝日は、ベッドの上にいた人物を照らし出す。
「…眠い…」
少し低い声で不満を漏らし、うずくまる。
この人物は声からして男のようだ。
男はうずくまりながら手探りで時計を探し、手に持つと時間を確認する。
――8:00
「…ヤバい…遅刻する…」
男は起きて早々に顔を青ざめながらすぐに飛び起きて寝巻きを脱ぎ、どこかの学校の校章がついた制服に着替える。
しかし顔は青ざめてるものの、焦った様子は無く、マイペースに着替えて脱いだ寝巻きを持って部屋の横スライド式の戸を開く。
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