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拓真と何気ない話をしながら自分の通う高校、゛私立祭好坂高校゛に着く
この高校、読んで字の如く、祭り好きなとてつもない金持ちが気まぐれで坂道に建てた高校で、いつもお祭り騒ぎをしている
しかし、祭りは祭り、勉強は勉強で割り切ってる。これができない生徒は停学、あるいは追放、酷ければ退学
とまぁ、しっかりしてる時はしっかりしてる。
俺がこの高校に通う理由はただ、私立にしては学費が余りかからないのと、面白そうだからという適当な理由で受験し、合格。
そこまではいいのだが、何故か最優秀積者になってしまい、代表挨拶をしたのが二年前というちょっとした話…
それから今に当たる。
俺はバスケ部に所属しているが、高校三年生にして剣道三段の有段者の持ち主でもある
バスケ部ではエース的な存在で皆を引っ張ってきた。
そんな俺には普段から周囲の目線がすごかった
時々、逆恨みで果たし状を送ってくる奴もいた
中を見ると○○子を返せ…みたいな内容が書いてあった。
まぁ、あえて全て無視して破り捨てたが。
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