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校舎に入り、俺達が教室に付くまでに10分かかった。
無駄に広い敷地に無駄にデカい校舎、全力で走っても時間がかかるからやなんだよな…。
ついでに拓真は別クラスだ。
教室に入るとすぐさま人影が見えた。
出てくるな~と思い、一時的に停まったが、人影は急に走りだし、突進してきた。
「のわっ!」
いきなりの事で対処できず、人影は鳩尾辺りにぶつかり、俺は勢い良く転び、後頭部を強打した。
「こら!慎吾!来るのが遅い!」
「いてて…いきなり突っ込んでくるな美奈!危ないだろ!」
そう言って腹の上に乗ってる人影…美奈をどかして後頭部をさすりながら立ち上がる
彼女の名は神凪 美奈(かんなぎ みな)
身長は160くらいで黒髪のセミロング、瞳は少し茶色混じりの黒。
容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群の、性格が!良ければ全てよしの女の子だ。
ファンクラブが在るほどの人気…
今更ながらだが俺の名前は御守 慎吾(おもり しんご)
黒髪で瞳も黒。
頭脳、運動神経は良い方だが、顔は中の中位くらいだと思っている…
※実際は頭脳、運動神経はトップクラス。顔も整っているが、中性的な顔。そこらにいる下手な女の子より可愛い。
by拓真
美奈とは高校から知り合った仲だ
とりあえず俺は平常心を保ち、中に入って自分の席に着く
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