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側にあった飲み物を飲むとソファーに寄りかかり、箱の中にいるヒナチョコボを見つめた。
するとライトニングの視線に気づいたのか、ヒナチョコボもライトニングをジッと見た。
「…………」
「………」
「………?」
「…クェー!」
「お前…」
この時、ライトニングにある感情が芽生えた。
ヒナチョコボを可愛いと思う感情だ。
ライトニングも人間だ。
何かを可愛いと思うこともある。
「…可愛いな」
ライトニングは滅多に人に見せないような、優しい表情でヒナチョコボを見る。
「クェー! クェックェー!」
ヒナチョコボは上へ飛ぶと、ライトニングの方へ行き、膝の上に着地した。
どうやらヒナチョコボはライトニングに凄くなついてしまったらしい。
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