28人が本棚に入れています
本棚に追加
「人懐っこいチョコボだな」
店などで言われてる通り、ヒナチョコボは本当に人になつきやすい動物だったようだ。
ライトニングは微笑みながら、ヒナチョコボの頭を軽く撫でる。
ヒナチョコボは気持ち良さそうにしている。
久しぶりだ。
動物とふれあったのは。
「クェー! クェ」
ヒナチョコボは何を思ったのか、いきなり羽根を広げ鳴くと、羽根を羽ばたかさせて飛び上がった。
そしてヒナチョコボは、そのままホープがいるキッチンの方へ向かってしまった。
「おい待て! そっちは危ないぞ!」
ライトニングは止めようとしたが、ヒナチョコボは見向きもせずにキッチンへ向う。
「ライトさん何か言いま、うわぁっ!」
「クェェッー!」
ライトニングの声を聞き、作業を止めてリビングに来ようとしたホープが、キッチンに入ろうとしたヒナチョコボとぶつかった。
ぶつかったヒナチョコボは少しよろけたが、なんとか体勢を立て直し落下を免れた。
最初のコメントを投稿しよう!