━違和感と恋心━

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それからも二人は話をしながら夕飯を食べたり、余った野菜をヒナチョコボに与えたりした。 そして夕飯を食べ終わると二人で片付けた。 片付けが終わった二人はソファーに座る。 「ライトさん、明日も仕事ですよね」 ホープがヒナチョコボを手のひらに乗せて構いながら聞いてきた。 「明日は休みだ」 「休みなんですか!?」 ライトニングがプレゼントに添付されていたヒナチョコボの育て方の紙を見ながら言うと、ホープはヒナチョコボを撫でる手を止めて驚きの表情をした。 「そんなに驚くことか?」 ライトニングは相変わらず育て方の紙を見ながら言う。 「いやその、最近働きっぱなしで休みが無かったじゃないですか。だから急に休みが来て驚いたというか、なんというか」 「風邪から回復して職場復帰する奴等が増えてきたからな。上司に、後は任せてお前は休めって言われたんだ」 「そうなんですか! 嬉しいな~」 ホープはヒナチョコボを見ながら、凄く嬉しそうに笑って言った。
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