━違和感と恋心━

30/40
前へ
/72ページ
次へ
「フゥー…」 頭と体を洗ったライトニングは髪を一つに纏めて、気持ち良さそうに湯船に浸かっていた。 ちなみに湯船には入浴剤が入っており、白く濁っている。 「守る、か…」 ライトニングはふと、ホープに言われた言葉を思い出す。 ホープが私を守る…? 果たしてそんなことができるのか? 第一、体つきを良くしても戦う能力が無いと意味がない。 訓練か何かはしているのだろうか。 いやまて、そういえば結界の外に人影を見たことがある。 大柄な男と大柄よりは少し小さな男だ。 気になって部下に聞いてみると、体を鍛えているらしい、とその部下は言った。 もしかしてその二人はスノウとホープなのか…?
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加