━違和感と恋心━

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「あっ、もうこんな時間なんですね。じゃあ僕は寝ます。おやすみなさい」 「おやすみ」 ホープは苦笑しながらそう言うと、その場から逃げるように自分の部屋へ行った。 また一人リビングに残されたライトニングはしばらくその場でホープの事を考えたが、そろそろ自分も寝ようと思いグラスをキッチンに置くと、リビングの電気を消して自分の部屋へ行った。 明日は休みか、などと思いながらベッドに入る。 最初は休みなんか、と思っといたが、やはり久し振りの休日となるとゆっくりできて嬉しい。 明日他の部隊がパルスの探索に行くらしいが、何か見つかるだろうか。 確か軍の一人が食材を探しているときに巨人のように大きな手のようなものを見つけ、それの正体を知るために探索に行くらしい。 悪いものじゃなかったら良いが…。 まぁ、結果を楽しみに待っていよう。 それにしても、ホープは大丈夫なのだろうか。 気にするなと言うが、やっぱり気になる。 若い頃特有のやつか。 ライトニングは目を瞑りながら色々考えていると、いつの間にか眠りについた。
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