━計画━

9/26

28人が本棚に入れています
本棚に追加
/72ページ
スノウは急いでガドー達のいる場所へ向かった。 ガドー達はいつもの場所にいるはずだ。 そしてやっとガドー達のいる、いつもの溜まり場へ着いた。 溜まり場は木造の二階建ての建物で、大きな緑の葉がお洒落に装飾され、一階部分が解放された南国の海の家のような見た目をしていた。 その建物はシェアハウスのような役割もしており、二階が寝室になっていてそこで数十人の人々が寝起きしている。 一階は飲食店のような役割をしていて、共同生活をしている人々が食事をしたり、客が食事をしにきたりする。 これらの経営をしているのはレブロだ。 三年前もボーダムで飲食店を経営していた。 スノウは扉が無い解放された一階の中へ入る。 奥のテーブルにガドー達が集まっていた。 周りはシェアしている人達が会話をしていたり、客がレブロが作った食事を食べていたりしていて、結構賑やかだ。 「遅いぞスノウ!」 「すまんすまん」 スノウは四人に謝りながら奥のテーブルに近付くと、席へ座る。 周りにはガドー以外にもマーキーやレブロ、ユージュがいる。
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加