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スノウは急いでガドー達のいる場所へ向かった。
ガドー達はいつもの場所にいるはずだ。
そしてやっとガドー達のいる、いつもの溜まり場へ着いた。
溜まり場は木造の二階建ての建物で、大きな緑の葉がお洒落に装飾され、一階部分が解放された南国の海の家のような見た目をしていた。
その建物はシェアハウスのような役割もしており、二階が寝室になっていてそこで数十人の人々が寝起きしている。
一階は飲食店のような役割をしていて、共同生活をしている人々が食事をしたり、客が食事をしにきたりする。
これらの経営をしているのはレブロだ。
三年前もボーダムで飲食店を経営していた。
スノウは扉が無い解放された一階の中へ入る。
奥のテーブルにガドー達が集まっていた。
周りはシェアしている人達が会話をしていたり、客がレブロが作った食事を食べていたりしていて、結構賑やかだ。
「遅いぞスノウ!」
「すまんすまん」
スノウは四人に謝りながら奥のテーブルに近付くと、席へ座る。
周りにはガドー以外にもマーキーやレブロ、ユージュがいる。
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