━計画━

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  五人は街から離れて、バリア外の人気のない場所にいる。 火気を使うため、草木があまりない場所を選んだ。 周りは羊しかいなく、魔物はいない。 五人に囲まれるように、バーナーや先がスプーンのような物に入った実験材料などの物が置かれている。 実験材料は燃やしやすくするために少し砕かれている。 「さて、最初は何から燃やす?」 店をシェアしている人達に任せてきたレブロが腰に片手を当てながら言う。 「じゃあ、まずはこれを燃やしてみるか」 ガドーが白っぽい透明なものを選ぶと、それが入った小さなスプーンのような物をトングで持った。 そしてマーキーがバーナーで下から炙る。 と、早くも変化が現れた。 「おお! 緑色っす!」 「すっげぇ! 大当たりだな」 白っぽい透明な鉱物は緑色の炎を上げて燃えていた。 それを見て五人は驚きと歓喜の声をあげる。 「緑の花火はこれで決まりだな。早く他のやつもやってみようぜ」 スノウがそう言うと、今度は塩を燃やした。 そして五人は次々と燃やしていき、やがて全ての結果が出揃った。
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