自己紹介編

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「俺の部屋って、親戚のすねかじってるのにか?」 見下したように言った男に俺は生まれて初めて 殺意と言うものを体験した。 「っ、そんなことお前に関係ないだろっ!」 言い返せない自分が恥ずかしい。 何だよっ、仕方ねぇじゃん。まだ学生だから、学費とかは援助してもらわねぇと生活できねぇし…でもバイトとかもしてるし… 「おーい。大丈夫か?」 「……何がだよ。ていうか、早くここから出てけよ!」 「はいはい。そんなことより、飯飯!冷めるぞ?」 「そんなことよりって、お前…!!」 「いいから、座った座った!」 俺は男に強い力で座らされた。 肩が痛い。
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