第2章

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――次の日 シン達4人は早速クエストへ行くらしい。皆食事をとっている。 シン『あれ?ヴァンさんは?』 寝起き早々の顔を擦る。 レノ『お。起きたか。ヴァンならもう飯を食い終え外に出たぞ。あとで会えばいいさ』 フラウ『おはよー。シン君も食べな!』 フラウが元気よくシンの食事の支度をしている。 シン『ん?結構食材あるんですね』 色々な食べ物を見て言う。 レノ『そうだな。この村は寒い代わりに食材が取れやすい。それに…』 シン『それに?』 レノ『飯を作らなくていい!』 シン『えっ?なんでですか?』 レノ『それはだな…』 レノが違う部屋を指差す。のれんが掛っているのが分かる。その部屋から小さな何かが出てきた。 アイルー『おはようございますだニャ』 シン『うわー!アイルーじゃないですか!どうして部屋に』 フラウ『この村ではアイルーが食事を作ってくれるんだって。なかなか便利よね』 アイルー『料理の方はどうですかニャ?』 レノ『うむ。うまいぞ』 フラウ『おいしいわ』 シン『食べてみます…』 一番近くに置いてあったものを食べる。 シン『う…うまい!』 アイルー『ありがとうございますニャ。なにかあったらいつでも呼ぶニャ!』 アイルーはさっさと元の部屋に帰ってしまった。 レノ『さて、食事を済ましたら早速出発だ』 ――数分後 シン『ふぅ。おいしかった』 レノ『満腹満腹!』 フラウ『癖になりそうね』 3人は食器を片付けながら食事について語った。 シン『さて、行きますか』 レノ『そうだな』 フラウ『そうね』 思い思いのアイテムなどを持ち、ドアを開けた。
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