第2章

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シン『レノさん。勝てる見込みはありますか?』 レノ『……どんなモンスターか分からない以上勝てる見込みはない』 フラウ『そんな!』 ヴァン『ギルドの方から聞いたことがある』 レノ『本当か?』 ヴァン『ああ。つい最近発見された飛竜種で体色は黄色と青。攻撃的で狂暴だ』 シン『そんなモンスターがいたなんて…』 フラウ『ちょっと怖いわね』 レノ『なるほどな。戦う前から無理だと言っては駄目だな。とりあえず、雪山に向かわねば!』 4人はホットドリンクを複数と傷を癒すための回復薬を大量に買い、同時に時限式の小さい爆弾、子タル爆弾を買った。 レノ『よし、準備は出来たな。出発だ!』 4人は村人の視線を受けながら雪山へと向かった。 ~雪山前~ まだ雪山には着かない。日はまだ昼辺りだった。 シン『ヴァンさん。ちょっと聞いてもいいですか?』 ヴァン『なんだ?』 シン『その武器、今まで見たことないんですけど、なんですか?』 初めてヴァンに会った時から気にかけていた事を話す。 ヴァン『これか?これはガンランスと言ってな。ランスの貫通性能に砲撃性能を加えた新しい武器だ。ギルドの中でも持ってる人は少ない』 シン『ガンランス……ですか。分かりました。ありがとうございます』 4人は立ち止まる事なく歩を進めた。
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