100人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
シン『レノさん。勝てる見込みはありますか?』
レノ『……どんなモンスターか分からない以上勝てる見込みはない』
フラウ『そんな!』
ヴァン『ギルドの方から聞いたことがある』
レノ『本当か?』
ヴァン『ああ。つい最近発見された飛竜種で体色は黄色と青。攻撃的で狂暴だ』
シン『そんなモンスターがいたなんて…』
フラウ『ちょっと怖いわね』
レノ『なるほどな。戦う前から無理だと言っては駄目だな。とりあえず、雪山に向かわねば!』
4人はホットドリンクを複数と傷を癒すための回復薬を大量に買い、同時に時限式の小さい爆弾、子タル爆弾を買った。
レノ『よし、準備は出来たな。出発だ!』
4人は村人の視線を受けながら雪山へと向かった。
~雪山前~
まだ雪山には着かない。日はまだ昼辺りだった。
シン『ヴァンさん。ちょっと聞いてもいいですか?』
ヴァン『なんだ?』
シン『その武器、今まで見たことないんですけど、なんですか?』
初めてヴァンに会った時から気にかけていた事を話す。
ヴァン『これか?これはガンランスと言ってな。ランスの貫通性能に砲撃性能を加えた新しい武器だ。ギルドの中でも持ってる人は少ない』
シン『ガンランス……ですか。分かりました。ありがとうございます』
4人は立ち止まる事なく歩を進めた。
最初のコメントを投稿しよう!