十二月達の新生活

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「おい兄ちゃん、今何て言った?もう一回言ってみてくれや。」 ヤバい、何となく分かってたけど、やっぱり許される範囲じゃなかったっぽい。 「えっと、だから目がかわいいですねって………」 「なめとんのかわれーーーーーーーー!!!」 ぶちギレたーーーー!! 「クソッ、やっぱりもう少し色の濃いグラサンを買うべきだった。人が気にしてる事を的確に言いやがって………………殺したる、そこの姉ちゃんと一緒に殺したる!!」 しまった、小雪の事忘れてた。 「小雪、逃げ…「あー!冬くん大変急がないと遅刻しちゃうよ。」小雪さん、空気読んで!?」 確かにそれも大切だけど、それよりも今をどう切り抜けるかですよ小雪さん。 「殺るぞケンゴ!」 「殺っちゃいましょうリューさん!」 「何かやの字がおかしいですよ!?」 「冬くん、早く学校に行こう?」 小雪さんマイペース過ぎ! 「「死にさらせーーーー!!!」」 そしてリューさんとケンゴが殴り掛かってきた。その先にいたのは…………小雪だった。 「小雪危ない!」 俺はとっさに小雪を守るように前に出た。その時、拳は既に顔に当たる寸前だった…………ってヤバッ! 「冬くん!」 バキッ
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