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膝枕
俺は膝枕が好きだ!
「また言ってる」
隣の女は聞きあきたように言葉を放った。
「どうせお前は俺に膝枕をするきは無いんだろ?なら俺の前から消えるがいい。クククッ」
「きもっ」
この女はいわゆる幼なじみ、腐れ縁である。
「今日は何のゲームやる?」
「何?勝ったら膝枕してくれるの?」
「潰れろ」
「お前がな」
「あんたって誰にでもそんなこと言ってるの?」
「言いふらしてたらただの変質者やん。そんなこともわからないの?」
「腹立つな」
「きゃ///」
「照れるな。」
「何でそんなこと聞くし、膝枕してくれんの?」
「してやらんでもない。しかし毎日ミニスカで薄着で誘ってる格好で来てる幼なじみに一言言うことが有るんじゃないのか?」
「胸小さいね」
「ごめんなさい」
「このやろう」
「胸が小さくても幼なじみは魅力的だよ」
「な、ばっ」
「顔真っ赤やで。俺の勝ちだな。わ、なにを、む」
「どうだ!お前の大好きな膝枕だぞ」
「顔見れなくしたな。まぁ悪くない」
「こら!何処を触っている!」
「足の裏」
「くすぐったいから止めっ、やめろ、くっくすぐったいから、きゃ」
「可愛い声出しちゃって」
「うるさい!そんなこと言う口は!むっ」
「む」
「何だ、文句有るのか」
「無い」
「なら何か話したらどうだ」
「胸は小さいが太ももと唇は柔らかいな」
「潰れろ!」
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