甘い憂鬱 1

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「相田ちゃんでいいよ!」 「…あ、いだちゃん…じゃあ葵でいいよ」 「葵ちゃん!」 「…へ」 「葵ちゃんでいい?」 「ふん、いいよ」 鼻に抜けるような声で返事をし、葵ちゃんはへにゃって笑った。 「ねぇ、なんで今日海にいたの?」 「へ?」 「飛び込もうとしてたから」 「あぁ、あんね海が…すっごくきれいで好きだから」 「明日もいる?」 「ふん」 「俺も、行っていい?」 「いいよ」 葵ちゃんはへにゃって笑った。 (明日は学校が楽しみです!) 続く .
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