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ティト
「見付からないね?」
ノエル
「うん…。……ぷっ、クスクス」
ティト
「ちょっと!何で笑ってるのぉ?」
ノエル
「だ、だって、君の顔に泥がついてて、それが、お髭ぽくて…クスクス」
ティト
「だからって笑う事ないでしょ!もぉ~…。でも、始めて笑ったね!」
ノエル
「そ、そうだっけ?」
ティト
「うん!せっかく綺麗な顔なのに、勿体ないよ!」
ノエル
「そ、そうかなぁ…?そ、その、君だって、か、かわ、かわい…モゴモゴ」
ティト
「ん?なぁに?」
ノエル
「えっと、その…」
イブ
「ノエル~!ノエル~!」
(遠くから、心配そうに)
ティト
「あっ!イブだ!イーブー!」
フィル
「あなた、ノエルっていうの?」
ノエル
「うん!君は?」
ティト
「私はティト!四葉のクローバーは見付からなかったけど…、大人の人が探しに来てくれて良かったね!」
ノエル
「ま、またここに来てもいい…?その…ティ、ティトと一緒に四葉のクローバー探したいな…」
(テレテレ)
ティト
「いいよ!私はいつも此処に来るから、また一緒に探そぉ!」
ノエル
「うん!ありがとう!」
ティト
「こちらこそ、ありがとう」
(最後ニコッ)
イブ
「ノエル~、何処なの~?」
ノエル
「イブが探してるから、またね!」
ティト
「うん!またね!」
ナレーション
『そして二人は、この日を境に、秘密の場所で遊ぶようになった。そんなある日』
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