ササビーいわくも

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そこで、いきなり教室の扉が開き、さっきの女が現れた。レナとかいったかな。 レナ「ちょっとあんた、人置き去りにしてどこいくのよ。こっちはそれなりにロマンティックな感じに浸ってたのに。どうしてくれんのよ。あんな乙女イベントなかなかあるもんじゃないわよ!!」 と怒鳴りながら襲い掛かってきた黒ずくめの男の顔面に拳をいれる。 黒ずくめの男たちはレナの急な攻撃にあぜんとしている。俺は、そのすきを見逃さずレナの手をひっぱり教室を抜け出した。 突然、レナが足を止め、俺の顔を睨みながら言った。 「まだ、あたしの話し終わってないわよ!!早く答えなさい!!なんで追いてったのよ!!すりむいた足痛かったんだからね。私のトキメキ返しなさいよ!!」 黒ずくめに追いつかれた。 俺は、レナを黒ずくめから守るように立ち、 「連れていくなら連れて行けただし、レナには手を出すな、手を出したら…………」 右腕を黒ずくめの男たちに向けた。 右腕は生ものに覆われたままだった・・・。 黒「手を出したら?」 イワクモ「どうしようか?」 その場が静かになる。 黒「分かった彼女には手を出さない。約束しよう」 そして、男達は俺に手錠型の肉をつけて俺は、黒ずくめの男達に連行された。
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