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それが、彼女と俺の出会いだった。
藤沢さんが口を開く。
「取り敢えず剣道部に行こう~。」
そう言われ俺は藤沢さんに手を引っ張られ剣道部がある剣道場に向かわせられる。
「藤沢さん、ちょっと………。」
俺の声は虚しく無視された。
「藤沢さんじゃなくて美穂て言って……。」
「え?いいんですか?」
藤沢さんは小さく頷く。
「じゃあ、わかりました。……美穂先輩。」
俺は顔を少し赤らめながら言う。
美穂先輩が俺に築かれずかれずにやけてたのは俺も知るよしもなかった。
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