鏡
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学校から自転車で15分ほど走らせたところに相原の家はあった。お世辞にも綺麗とはいえない、建築してから十数年は経っていそうな木造アパートの201号室が相原の部屋だ。インターホンがないので、ドアをノックする。コンコン「すいません。相原君いますか?松田と申しますが」応答がない。不在のようなので暫らく待っていると隣の住人が帰ってきた。
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