出会い

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「ホストクラブででも働いてんじゃないの?ナンバーワンホストも夢じゃないだろう。」と広夢。「似合いそう。俺がスーツきても絶対結婚式に無理やり連れてこられた中学生みたいになるんのに・・。」と佑介。一瞬の沈黙の後、大爆笑。 知れば知る程相原は謎で、秘密の多い少年だった。クラスのどんなやつが質問攻めにしても得意のポーカーフェイスでさらりとかわす。そんなやつだ。大雨の日以来話てはいるが、あんなことがなければ、僕は今だに彼と話してはいなかっただろう。
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