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お風呂場から聞こえて
きた水音。
俺はすぐに
お風呂場に行った。
「涼兄?」
__ジャアー
シャワーの音。
涼兄の声はしない。
「涼兄?入るよ?」
脱衣所に入った。
涼兄の脱いだ服と
スエットが置いてある。
「涼兄っ!?!?」
軽く透けてる扉から
見えた涼兄の姿。
俺は涼兄の許可も無く
中に入った。
「どうしたのっ!?」
浴槽に寄り掛かり、
意識の無い涼兄。
俺は制服が濡れるのも
気にしないで、
涼兄を抱えた。
「涼兄!涼兄!」
「んっ…………」
欝すらと目を
開けた涼兄。
顔が赤い…。
「裕翔………?」
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