>>>1

6/23
前へ
/188ページ
次へ
       「俺今度こそメアド   ゲットする!」  「あ、ずりぃ!じゃあ俺   遊び誘うし!」  「はぁ!?俺だし!」  「裕翔邪魔すんなよ!」  侑李を見ると、頬杖を  ついて俺を見てた。  その顔はもう、  フォローする気も  無かった。  「せんせ…も…こうなるの   知ってるのにぃ…」  薮先生を見上げると  また笑った。  「まぁ…いいじゃんっ!   最近俺、忙しくて涼介に   会ってねぇし」  「そんなの…」  なんでよりによって  涼兄の大学の先輩が  薮先生だったんだろ…  「大丈夫、大丈夫。   お持ち帰りされなければ   いいんだろ?」  「そう言う問題じゃ…」  「ほらお前ら!授業   続けるぞ!」  薮先生の声に、  授業は再開された。  
/188ページ

最初のコメントを投稿しよう!

996人が本棚に入れています
本棚に追加