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       「違うよ?涼兄も大学   忙しいだろうから、   授業参観なんて…」  「だから裕翔の為なら   大学とかマジ   どうでもいいから!」  「…………」  もう一つ、涼兄の  短所があった…  この異常なまでの  俺へ対する兄弟愛…  まぁ簡単に言えば  ブラコンって  感じなんだけど……  涼兄はいっつも、  何よりも俺優先。  そこまで過保護に  してもらわなくても…  「で、でも…」  「しかもこの日、   調度午前中で授業   終わるし!」  「…………」  「ちゃんと行くからねっ」  勝手に言って、  立ち上がって再び  キッチンに戻った涼兄。  やっぱり…  来るのか…  「……………」  
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