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「小十郎。頼んだぞ。」
「勿論です。
では梵天丸様。
ご覚悟は宜しいですか??」
「ああ。頼んだぞ…」
「ではいきますよ。」
グサッ…
「クッ…痛くなんかねェ!!」
「大丈夫です。取り除きました
早く!!包帯を持ってこい!!
血を止めるぞ!!」
それから何時間かして
梵は痛みに苦しみながら
小十郎に静かな声で
こういったそうよ…
「これからは
お前が俺の右目になれ」
ってね…
私はその夜心配で
夜も眠れなかった。
次の日に妙に
吹っ切れた顔をした梵に
おもっいっきり
抱きついたのを覚えてる。
あまりにも大胆すぎて
梵は顔が真っ赤になってた
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