~二章~

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「小十郎。頼んだぞ。」 「勿論です。 では梵天丸様。 ご覚悟は宜しいですか??」 「ああ。頼んだぞ…」 「ではいきますよ。」 グサッ… 「クッ…痛くなんかねェ!!」 「大丈夫です。取り除きました 早く!!包帯を持ってこい!! 血を止めるぞ!!」 それから何時間かして 梵は痛みに苦しみながら 小十郎に静かな声で こういったそうよ… 「これからは お前が俺の右目になれ」 ってね… 私はその夜心配で 夜も眠れなかった。 次の日に妙に 吹っ切れた顔をした梵に おもっいっきり 抱きついたのを覚えてる。 あまりにも大胆すぎて 梵は顔が真っ赤になってた
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