~十六章~

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「ダメですよ…朝から…」 「誘ったそっちが悪い。 …愛、色っぽい…。」 ビクッ…!! 胸元をみると 赤い跡が沢山残っていた 「政宗様!!これ…?」 「ん? 愛は俺のオンナっていう印」 "俺のオンナ"か…いい響きかも… でも多すぎるでしょ…。 隠せるかな… 「上手に 丸め込もうとしてません??」 「多いことに 越したことは無いだろ??」 政宗様は 横に移動して肩を抱き寄せ、 ついさっきとは 全く違う優しいキスをした 「政宗様…唇苦い…」 「最近煙管 吸ってるからから 多分それのせいだろうな… 嫌か??」 「いえ、 大人の味だなぁって…」 「へぇ~」 ごそごそと 政宗様は「煙管」と 呼ばれるものと 火打ち石を取り出した。 「よく見てみ。」 火花を少し大きい穴に いれると煙が出てきた。 「凄い…似合ってます。」 「ありがと」
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