~十六章~

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「そろそろ朝餉の時間ですし、 着替えますね。」 立ち上がり 襖を開けようとしたとき 政宗様が覆い被さるように 私を抱き締めた。 「行けないんですけど…」 「そんな姿の 愛を出歩かせなくない」 …~っ! 完っ璧今の姿忘れてた… 「ど、どうしよ…」 「侍女に取りに 行かせたらいいだろ?」 「でも昨日の夜 あんなことしてたって バレちゃう…」 長い沈黙… 何か間違ったこといったけ…?? 考えてみても間違った ことは言ってなさそう… 「お前…フフッ…」 政宗様は何故か大爆笑していた いくらなんでも笑いすぎでしょ… 私のほっぺだの膨らみが 最高潮になったときに政宗様は 私の耳元で 「見せつけてやろうぜ。 大丈夫。アイツもきっと喜ぶ。」
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