鈴音がもし男だったら

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「またか……」 屯所の入り口に山積みになっているある物を見てため息が出た。 土方さん宛ての沢山の恋文の横に、さらに沢山の自分宛ての恋文。 届く度に量が増えている。 一つ手に取ってまたため息をついた。 「毎回毎回、返事を書くの大変なのに…」 抱えきれない程ある文の返事は1人では書ききれない。 そのためいつも誰かしらに手伝ってもらっている。 だがその誰かしらの書いた返事は内容が酷い。 できれば頼みたくないのだが。 「鈴音今日もですか?手伝ってあげますよ?」 「総司……」 笑顔の沖田に見つかった。 沖田の書く返事が一番酷いのに。 最悪の人物に見つかってしまった。 「半分ください。私書きますから」 見つかってしまったらもう逃げられない。

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