一章 人生の変化

8/8
前へ
/94ページ
次へ
俺はこの話が展開している間、考えを纏めることにした。 俺のこの扱いはしょうがないだろう。だが、このままほうり出されてもまずい。こちらの要求が通ればいいが。 彰「王様。俺が城をでるのは構いません。王様の言う通りさほど戦力としては期待できませんから。しかし、お願いがあります」 マイク「仕方ない。申してみよ」 彰「少しの間だけ。俺も城に置いてください。この世界の知識、そして体力が必要だと俺は考えました。お願いします。」 さぁどうでる? マイク「少しとはどれ位の期間なのだ?」 彰「本当なら半年は必要でしょう。だがそんなに長くはそちら側も無理でしょう?なので3ヶ月でどうですか?」 聡「俺からもお願いします。このまま放り出されたら彰が死んでしまう」 マイク「3ヶ月か。ベル、大臣どう思う?」 大臣「我が国にとっては痛手ですが。外で有ること無いこと言われたらまずいですからな。致し方ないでしょう」 ベル「私も賛成です。突然巻き込まれて何も分からないのに、いきなり城からだすのはひど過ぎるので。」 マイク「分かった。では3ヶ月間の滞在を許す。期間までにできるだけのことを知れ」 ここからが大変だな。だが3ヶ月間に必要なことは覚えてみせる。俺はどこだって生きて行く! 彰「ありがとうございます」
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1425人が本棚に入れています
本棚に追加