一章 人生の変化

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この二人は聡に惚れている。極端にベタベタしないが付き合いが長いのでわかる。 そんな恋する二人だが、冬美も夏紀も美少女だ。 当然学校ではモテる。 俺は別にどうでもいいが周りの男たちは冬美のことをその優しさから『現代に現れた女神』、夏紀をそのきつい性格から『本当に存在したツンデレ』と密かに呼んでいた。 夏紀がデレるのは聡だけなので周りにはツンしかこない。俺はこのあだ名を聞いた時、心で手を合わせたものだ。 夏紀「ねぇ、この後どっかいかない?カラオケでも良いし、ボーリングでも良いよ。」 聡「俺は別に用事無いし良いよ」 冬美「私も良いよ」 彰「俺は用事あるから。」 聡「まぁそうゆうなって!別にそこまで急いだ用事でもないんだろ?」 彰「・・・まぁ」 聡「じゃあいいじゃないか。さぁ行こうぜ!」 最初は断った俺だが聡の強引さに断ることができなくしまった。
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