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聡「はぁ?ランド王国?聞いたことないぞ?」
マイク「知らないのも無理はない。ここはそなたらのいた世界では無いのだからな」
冬美「っ!」
夏紀「私達がいた世界じゃないってどうゆうことよ?」
マイク「そなたらはそこの巫女、ベル-ラードネスによってこの世界に呼び出されたのだ。ただ本来ベルが行ったのは勇者を一人召喚するもの、そなたら少年のどちらかが勇者なのだが」
この言葉を聞き夏紀が聡以外の3人の思ったことを代弁した。
夏紀「なら聡じゃない?聡は向こうじゃ頭脳、運動、仁徳をもった人だったし」
聡「え?なんで俺って決め付けるんだよ。彰かもしれないだろ?」
マイク「いやその娘のいったけとが事実なら、聡殿が勇者なのだろう。そこの少年も異論はないな?」
彰はマイクに言われ、魔法陣が聡を中心に展開していたことを思い出したので、そのことには納得した。しかしそれと同時に勇者ではない自分の身の処遇が気になった。
彰「えぇ。ただ一つ聞いても良いですか?」
マイク「まぁよかろう。申してみよ」
彰「俺が勇者でないことが分かった訳ですが、この先の俺の処遇を教えて下さい。」
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