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近藤「仕事なら私が引き受けよう。」
近藤さんは土方さんの気持ちをしってか知らずか、そう言った。
土方「それはダメだ!!俺の仕事を近藤さんに押し付けるなんてそんなことできねぇ!!」
土方さんは頑なに拒んだが、近藤さんはゆるく首を振った。
近藤「歳、お前は働きすぎだ。たまには羽を伸ばして来い。」
とんっと土方さんの背中を近藤さんが押す。
近藤「蝶月さん、歳を頼む。」
近藤さんの言葉に蝶月さんは大きく頷いた。
蝶月「任せてくれ!!気分転換させてくる!!」
土方「なっ!?俺はまだ行くなんて」
諦めが悪い土方さんはまだ反論しようとするが
蝶月「いいから、いくぞ」
土方「っ!!」
きゅっと蝶月さんに手を握られるともう終わり。
顔を真っ赤にし、黙って土方さんに腕を引かれ、屯所を出て行った。
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