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沖田「華桜、疲れた顔してるね。なにかあったの?」
総司の言葉に華桜は曖昧に笑って見せた。
沖田「華桜?何があったの?」
有無を言わせない総司の笑み。
華桜「あ、あの、えっと、す、少し、揉め事がありまして・・・。」
吃る華桜にすっと総司が顔を寄せる。
沖田「腕、見せて。」
総司は華桜の空気の変化に気づき、そう尋ねた。
腕がどうしたんだ?
華桜「へっ?な、なんでですか?なにもありませんよ?」
華桜は動揺隠し切れず、目を逸らす。
沖田「僕のお願い聞いてよ。腕見せて。」
そう言って総司は華桜の左腕を握った。
華桜「いっ!!!!!」
華桜が顔を歪め、跳ね上がる。
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