第一章

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《?Side》 俺は今不思議な所にいる。 何故こんな所にいるのか疑問に思うが、とりあえず周りを見渡してみる。 今俺が立っている場所は白い柱の上で、柱には竜のような紋章が刻まれている。周りにも同じような物が雲を貫いて建っている。ここからどこかに行きたいが、柱から柱の幅は広く、下を見ても雲でどうなっているのか分からないが、多分落ちたらひとたまりも無いだろう。 上を見上げると、雲一つ無い青空が広がっていて、鳥が空を飛んでいる。こんな高度で飛んでいる事にツッコミたくなるが、暖かく気持ちがいいのでどうでもよくなる。 そして俺の近くにいる二人のうち一人は俺の友達で気持ち良く眠っている。もう一人はとても美人で何かを話したそうにこちらを見ている。 さて、どうしてこんな状況になったのかを思い出してみますか。
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