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アッシュは村につきすぐさま家に向かった
家は壊されていた
中に入ると部屋の中はぐちゃぐちゃ
「そ…そんな…父さん?母さん?」
親の寝室へ向かうと父さんと母さんが倒れているのを見つけた
「…ア…シュ…無事…か…?」
「父さん!!しっかりしてよ!!」
父さんに近寄り手当てを始めた
「はは…やはり…昔みたいな力は…もうなかった…」
「父さん、喋らないで」
「アッシュ…父さんはもう限界だ…今日は…お前の誕生日…だったな…」
「今はそんなことより治療が大切だよ!!」
「ベットの下にある…黒い箱を取るんだ…そこにお前に渡すものがある…」
アッシュはベットの下を覗き黒い箱を見つけ取り出した
そこには鞘に入った剣があり鞘から取り出すと黒い剣と白い剣があった
黒い剣はまるで漆黒のように黒く
白い剣は天使の羽のような白さであった
「これが…お前と約束したものだ…すまないな…誕生日を祝えなくて…」
「とう…さん…」
アッシュは涙を流し下を向いた
「逃げろ…逃げて逃げて…最強の戦士となれ!!これが父さんと母さんの…願いだ」
「分かったよ…父さん」
とアッシュは頷いた
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