始まり

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アッシュは準備を終えて裏口から家を出た 「くっ・・・あいつらが皆を・・・だけど今は国境を越えなければ・・・」 アッシュは騎士の様子を見ながら隠れれそうな場所を見つけ移動を重ねていた だがしかし 「おい!お前は誰だ!!」 アッシュは騎士に見つかってしまった 「やっべ!逃げないと!!」 アッシュは走り出した 「皆!生き残りがいたぞー!捕らえろ!!」 他の騎士や謎の男も気づき追ってきた だが10歳の少年だ 大人と子供じゃ差はありすぎる すぐ様に壁に追いやられてしまった 「くっ・・・くるな!!」 アッシュは腰につけた剣に手をつけた 「ふん・・・小僧、私ら相手にいい度胸をしているな・・・」 騎士は腰の鞘から銅の剣を引き抜いた 「あいにく、この状況じゃ生きるか死ぬかだしこれくらいの度胸がないと生きれる気がしないね」 アッシュは相手を挑発するように言った 「小僧!!天国に送ってやる!!」 騎士は剣を両手に握りこっちに走ってきた (やるしか・・・ない!) アッシュは鞘から剣を抜いた 「舐めるなぁ!!」 アッシュも走りだし斬りかかった だが言うまでもなく力量差で簡単に跳ね返されてしまった 「ぐあっ!」 アッシュは壁に背中を強打した 騎士がゆっくり近づいてきた 「ふん、大人を甘くみるからだ・・・死ぬがいい」 (くっそ・・・父さん・・・母さん・・・)
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