7人が本棚に入れています
本棚に追加
アスカ「くぉ~~」
教室中に響く飛鳥のいびき。
先生「み~や~た~!」
パン!
アスカ「ぬはっ!?」
教科書で頭を叩かれ、飛び起きる飛鳥。
先生「俺の授業で寝るとはいい度胸してんな。宮田。今の英文訳してみろ。」
生徒A「宮田ドンマイ」
b「鬼の桜井の授業で寝るなんて、神だな。」
c「教科書開かないと!速く!」
アスカ「おっ…おう。」
ゴソゴソと机の中に手を入れる飛鳥。
アスカ「…………あ。すんません。教科書忘れました!」
先生「はあ?なんだと!」
クラス中がクスクスしだす。
先生「宮田!まだ高校に入ったばかりなのになんで…これからお前には―」
アスカ「まあまあまあ」
先生「なんでお前になだめられてんだ~!」
一同「ハハハハハ!」
先生「お前ら、笑うな!」
―――――――――――――――
毎日俺は教科書も持ってこないで、こんな感じに日々を過ごしてる。
高校に入った意味あんのかなって入学して間もないのに思う。
はあ
今の生活に不満は無いんだけど、なんかな。
なんかくすぶってる自分がいる…
最初のコメントを投稿しよう!