孤独な愛

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もうどれくらい独りの闇に 捉えられているんだろう そこは悲しいくらいに自由で 温もりなんて一切ない世界 居座り続ければきっと人間として扱われず 自分の存在に疑念を抱き 絶望に支配され 死という概念の中で やがて灰と化してゆくのだろう 幸せであればいいと 君は言う 悲しいことなんて要らないんだと 解る気はする 誰でもそう在りたいと願うはずだ だけど今の僕は そことは程遠い場所に居て 愛おしささえ 幸せでさえ怖くて仕方ない やがて訪れる別離を切り離せないで 失うことの恐怖だけが心を支配しているんだ 誰もが言う 都合のいい愛の在り方を 否定する事なんて出来なくて さ迷い しがみつき やがて心の安らぎに 辿り着けるなら… 分け合えるものなど 何もなくていい 求めるものが違っても 君と同じ時の中で 君を感じていられればそれだけでいい 君はいつか気付いてくれるかな 共に偽る世界の中で 人はいつでも 独りぼっちだってことを…
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